マルコ水産株式会社

マルコ水産製品の品質への取り組み

マルコ水産は、美味しさと共に安心安全をお届けします。

超低温冷蔵庫

超低温冷凍庫は、鮪や鰹の鮮度を極限まで維持します。-50℃以下で管理された庫内では獲れたて時の鮮度が維持されます
 当社は、各事業所に保税蔵置場の許可を取得した超低温冷蔵庫を保有し、水産加工事業に従事しております当社では、搬入された原魚から製造された製品(チルド製品を除く)まで、すべてを超低温冷蔵庫(-50℃以下)内にて徹底された温度管理体制の下で保管し、取り扱いをしております。

また、保税蔵置場とは、外国貨物の蔵置場所として税関長が許可し、外国貨物の積卸し、運搬、または蔵置を行うことができる場所(倉庫)を指します。貨物のセキュリティー管理、法令順守体制に優れているとしてあらかじめ税関長の承認を受けることが必要であり、海外で漁獲された鮪・鰹を港より直接弊社倉庫へと保管することが出来ることは、加工の円滑化、リードタイム(=当社に入庫するまでの期間)の大幅短縮(=魚への負荷軽減)など、様々なメリットを生み出しています。鮪・鰹にとって鮮度は命であり、水揚げから超低温冷凍保管されるまでの移動には鮮度劣化原因となる温度負荷が付いて回り、また、倉移しによる移動が多いとその分温度負荷が生じてしまうのです。迅速かつ負荷低減(移動回数が少ない)できる保税蔵置場は、当社にとってより良い製品を製造するためのツール(生産効率・鮮度維持等)として無くてはならないものになっております。
( 写真上=本社冷蔵庫、下=藤枝冷蔵庫 )
   

 

品質管理・衛生管理への取り組み

マルコ水産では定期的に製品・原料・生産ライン工程検査を実施しています。 当社は、お客様にいつも変わらぬ安定した製品をご提供すべく、日々、品質管理に力を注ぎ、邁進しております。
原料買付から出荷まで、一元管理が行えることは当社の強みであり、また責任でもあります。 安定した製品を製造するにあたり、使用する原料はもちろんのこと、水質、温度、空調を徹底管理し、生産機器、衛生器具一つ一つに至るまで適切なものを選定すること、また、社内基準を設け、教育指導することで意識を高め、日々生産に努めております。 より良い製品を製造するためには何が必要か?一人一人が日々考え行動することで、社員全体で問題に取り組んでいます。また、定期的に社内研修を実施し、品質・衛生管理の大切さの理解を深め、リーダー及び正社員の育成に日々励んでいます。  製造ラインには、X線探知機、金属探知機を導入し、異物混入リスクを排除する、原料・製品のサンプリングを行い、定期的に自社検査を行うことで日々の品質に問題がないことを確認しております。 また、外部検査機関にも定期的に検査依頼をすることで、自社管理基準の精度確認(クロスチェック)を行うと共に、外部検査機関による結果をご提供することで、お客様によりご安心頂ける情報としても役立てております。

 

 

国際認証規格 『FSSC22000』認証取得につきまして

 

 2020年2月 食品安全マネージメントの国際認証規格「FSSC22000」の認証を当社藤枝工場[冷凍鰹・鮪ロイン、鰹たたきの加工]にて取得、そして、2022年12月に本社工場にて [冷凍まぐろロイン・ブロック、まぐろ切り落とし、まぐろたたきの加工]にて、新たに認証取得を致しました。

本社工場は、2021年4月に新社屋兼製造工場として稼働し始め、まぐろ加工部門統合を経て、今日に至っております。藤枝工場でのFSSC22000認証のノウハウを活かし、新工場にフィードバックすることで、2022年12月に新たに認証取得となりました。

藤枝工場は2013年4月稼働より、カツオ・マグロを加工する一次加工品及び二次加工品(炙り工程)の製造に携わってまいりました。工場稼働に伴い、お客様並びに消費者様により安心安全で品質の高い製品を御提供出来る様、日々、生産に努めつつ、品質の安定供給化及び衛生管理体制を強化することに取り組んでまいりました。2018年より、これに加えてFSSC22000に基づいた食品安全マネジメントシステムを取り入れ、構築・改善・維持すること、システムの有効性の確認・見直し・修正に取り組んだ結果、2020年2月にFSSC22000 V4.1認証を取得致しました。

2021年1月15日、FSSC22000 V4.1より、V5へアップグレード、2021年12月24日にV5.1へアップグレード更新審査完了し、以降、更新審査継続中です。

今後もマルコ水産株式会社全体で取り組みを進め、より一層の安全・安心化に努め、品質管理体制向上を追及し、お客様のご要望に応えられる企業として邁進してまいります。

マルコ水産本社・藤枝工場でFSSC22000取得!